冬に車のエアコン(A/C)は必要?窓の曇りを早く取る使い方と3つの理由
冬でも車のエアコン(A/Cスイッチ)はオンにしたほうがよい、が答えです。A/Cには「冷やす」だけでなく「除湿する」働きがあり、冬こそ役に立ちます。
こんなことはありませんか?
- 冬の朝、走り出してすぐにフロントガラスが曇る
- ヒーターを全開にしても、なかなか曇りが取れない
- 冬の間はずっとA/Cスイッチをオフにしている
- 春先にエアコンをつけたら、カビのような嫌な臭いがした
ひとつでも当てはまれば、冬のA/Cの使い方を見直すだけで良くなるかもしれません。
冬にA/Cを使うと得られる3つのこと
- 視界:窓の曇りが早く取れる
- コンプレッサー:潤滑オイルが回り、内部の固着を防ぐ
- 車内の空気:湿度が下がり、エアコン内部にカビが生えにくくなる
窓が曇る理由と、A/Cで取れる理由
カーエアコンは「冷やす装置」ではなく、「空気の温度と湿度を整える装置」です。
- 曇りの原因:車内の暖かく湿った空気が、冷たいガラスで冷やされて結露する
- ヒーターだけ:温風は出るが湿度は下がらないため、ガラスに当たるとまた結露する
- A/Cをオン:空気中の水分を取り除いてから温風を送るため、ガラスで結露しにくい
暖かく湿った車内の空気がガラス面で冷やされ、結露(曇り)が発生する仕組み
多くの車では、「デフロスター」ボタンを押すと自動でA/Cがオンになり、除湿された温風がフロントガラスに集まります。
「A/C」ボタンは、コンプレッサーのオン・オフを切り替えるスイッチです。暖房中でもA/Cをオンにしておくと除湿が効き、冬の曇り対策に役立ちます。
「ヒーターだけ」と「A/C併用」の違い
| 比較項目 | ヒーターのみ(A/Cオフ) | ヒーター+A/Cオン |
|---|---|---|
| 曇り解消スピード | 遅い(温風のみ) | 速い(除湿+温風) |
| 車内の湿度 | 高いまま | 適度に低下 |
| コンプレッサーの潤滑 | 停止中はオイル循環なし | オイルが循環し潤滑維持 |
| 春先のエアコン臭 | カビが発生しやすい | カビの予防効果あり |
| 燃費への影響 | 影響なし | わずかに増加 |
A/Cを使うと燃費はわずかに増えます。ただ、コンプレッサーの修理や交換の費用と比べれば、冬の適度な使用は長い目で見て割に合う選び方です。
コンプレッサーを守るには:月に数回、10〜15分
コンプレッサーの中では、潤滑用のオイルが冷媒ガスと一緒に配管を流れています。
- 長くエアコンを動かさないと、オイルが行き渡らず、内部が固着することがある
- 冬の間も月に数回、10〜15分ほどA/Cをオンにして走れば、オイルが回り潤滑が保たれる
今日からできる3つの習慣
- 曇ったら:デフロスターとA/Cを一緒に使う
- 設定温度:上げすぎない(車内外の温度差が大きいほど曇りやすい)
- 月に数回:A/Cをオンにして10〜15分走る
冬の除湿運転でエアコン内部に湿気がこもりにくくなり、「久しぶりにつけたらカビ臭い」を減らすことにもつながります。
自分でできないこと:冷媒ガスの質と量
習慣で守れるのはここまでです。冷媒ガスの質や量の管理は、専用の機器を使うプロの点検・施工が向いています。暑くなってから慌てるより、涼しいうちに備えておくと、夏にエアコンが本来の力を出せます。
夏に慌てないために、冬のうちにエアコンの状態を整えませんか
冷媒ガスの質や量は、ご自身では確かめられません。内藤オートサービスでは、一級自動車整備士が専用の機器を持って、ご自宅や職場の駐車場へ出張してカーエアコンクリーニングを行います。お車を預けたり、待合室で待ったりする必要はありません。基本コース16,500円〜(約60分)から選べます。
R1234yf(新しい冷媒)のお車は、冷媒の不足が100gを超えた分だけ冷媒代(税込44円/g)が加わります。R134aのお車には加算されません。
※ お電話でのご予約・ご相談も承ります(受付 9:00〜20:00・不定休)


