車のエアコンの効きが悪い原因は3つ|自分でできることとプロに任せること
この記事でわかること
- エアコンの効きが悪くなる3つの原因
- 自分で今日からできること(フィルター交換・内気循環)
- プロに任せる部分(冷媒ガスとシステム内部)
先に答え:原因は「暑さ」より、エアコンの内側にあることが多い
効きの悪さの原因は、大きく3つです。
- 冷媒ガスが少しずつ減り、質も劣化する
- 配管やバルブに水分・不純物がたまる
- エアコンフィルターの目が詰まる
フィルターは自分で替えられます。冷媒ガスと内部の汚れは、専用の機器が要るプロの領域です。どちらが原因かを分けて考えると、効かない対処にお金をかけずに済みます。
こんな症状ありませんか?
- 設定温度を下げても車内がなかなか涼しくならない
- エアコンの風量は出ているのに、風がぬるく感じる
- 以前より冷えるまでの時間が長くなった気がする
- 梅雨時期にフロントガラスが曇りやすくなった
- 2年以上、エアコン関連のメンテナンスをしていない
3つの原因は、どこで起きているか
カーエアコン効率低下の3大要因
- 冷媒ガスの劣化と不足:冷媒は年月とともに少しずつ減り、質も劣化します。新鮮な冷媒がスムーズに循環している状態と比べると、冷える速さに差が出ます。
- 水分・不純物の混入:配管やバルブにたまると、冷却サイクル全体の効率が落ちます。除湿にも影響し、梅雨時期にフロントガラスが曇りやすくなることがあります。
- フィルターの目詰まり:風の通り道が塞がれ、冷やした空気が車内に届きにくくなります。
どれも外から目で見て判断しにくいのが特徴です。「猛暑だから仕方ない」と思っていたら、内部が原因だったというケースは珍しくありません。
自分でできること
- エアコンフィルターの交換:目安は1年または走行10,000〜15,000kmごと。カー用品店やディーラーで行え、費用は数千円程度。新しいだけで風量が体感で変わることも多いです。
- 内気循環を使う:外気導入は夏場の熱気や湿気も引き込みます。渋滞中や炎天下の駐車場から走り出す直後は内気循環に切り替えると、冷えた車内の空気を効率よく冷やし直せ、エアコンの負担も軽くなります。
プロに任せること:エアコンガスクリーニング
冷媒ガスの劣化や内部の汚れは、自分では対処が難しい部分です。エアコンガスクリーニングは、専用機器で古い冷媒ガスをすべて回収し、水分や不純物を取り除いてから、車種ごとに定められた規定量を正確に戻す作業です。目安は2〜3年に1回程度です。
エアコンガスクリーニングの流れ ― 古い冷媒を回収し、きれいにしてから規定量を戻す
規定量充填がなぜ大切なのか
カーエアコンの冷媒ガスには、車種ごとにメーカーが定めた適正量(一般的な国産乗用車で300〜600g程度)があります。この量が多すぎても少なすぎても冷却効率は落ちてしまいます。ガスクリーニングでは専用機器が自動で計量・充填を行うため、手作業と比べて高い精度で規定量を再現できるのが大きな特長です。
内部が整うと、吹き出す風が冷たくなる
実感しやすいのは、吹き出し口から出る風の冷たさと、車内が涼しくなるまでの速さです。
※ 効果は車種・年式・使用状況により異なります。すべての車両で同等の改善を保証するものではありません。
除湿が安定すると、梅雨時期のフロントガラスも曇りにくくなります。
自分でやるか、プロに頼むかの分かれ目
フィルター交換や内気循環は、自分ですぐにできます。冷媒ガスの状態チェック、ガスクリーニング、規定量の正確な充填は、専用の機器と専門知識が必要です。自分でできることを試しても効きが戻らない場合は、システム内部に原因がある可能性が高いため、プロの整備士に相談するのが近道です。
フィルターを替えても効かないなら、内部を整えるガスクリーニング
自分でできることを試しても効きが戻らないときは、エアコン内部に原因がある可能性が高いです。内藤オートサービスでは、一級自動車整備士が静岡県内のご自宅や職場へ出張し、冷媒ガスをいったん全部回収して、水分や不純物を取り除いてから規定量で戻します。立ち会いは不要です。基本コース16,500円〜(約60分)から、ご要望に合わせてコースを選べます。
R1234yf(新しい冷媒)のお車は、冷媒の不足が100gを超えた分だけ冷媒代(税込44円/g)が加わります。R134aのお車には加算されません。
※ お電話でのご予約・ご相談も承ります(受付 9:00〜20:00・不定休)


