社用車のエアコンが効かない・におう|会社で対応できることとプロに任せること
この記事でわかること
- 社用車のエアコンが効かない・空気が悪いときの主な原因
- 社内でできることと、プロに任せることの分け方
- 車を預けずに整備を受ける方法
先に答え:フィルターは社内で、ガスとエバポレーターはプロへ
社用車のエアコン整備は、次のように分けると迷いません。
- エアコンフィルター:社内で定期交換を管理する
- 冷媒ガスの量:専用機器で測って適正量に調整する(専門整備)
- エバポレーターの汚れ・カビ:専門整備で洗浄する
こう分けておけば、効かない原因が分からないまま、的外れな直しにお金をかけずに済みます。
こんな状況、思い当たりませんか?
- 夏場、社用車のエアコンについてドライバーから不満の声がある
- 車検・点検はしているが、エアコン整備は特に計画していない
- 社用車のエアコンフィルターをいつ交換したか把握していない
効かない原因は一つではない
エアコンの効きが悪いとき、原因は一つではありません。冷媒ガスの不足、フィルターの目詰まり、エバポレーターの汚れ——これらが複合的に影響しています。温度が十分に下がらない状態は、同時に空気の質も低下している状態であることが多いのです。
空気が悪くなる仕組み:エバポレーターの結露とカビ
- エバポレーターは、エアコンの中で空気を冷やす部品です。
- 表面には常に結露が出て、湿った状態になります。カビや雑菌が増えやすい場所です。
- フィルターが目詰まりしたままだと、すり抜けたホコリや花粉がエバポレーターに付き、カビの栄養になります。
その結果、吹き出し口の風にカビの胞子や雑菌が混ざることがあります。
社内でできること・プロに任せること
| 項目 | 社内で対応できること | 専門整備が必要なこと |
|---|---|---|
| エアコンフィルター | 定期交換(1年または走行10,000〜15,000km目安)を管理表に組み込む | — |
| 冷媒ガスの量 | 冷えが弱いと感じたら相談 | 専用機器で計測・適正量に調整 |
| エバポレーター | — | 内部のカビ・汚れ除去・洗浄 |
| 配管・システム全体 | — | 漏れ点検・総合診断 |
- 「フィルターは交換したのに、まだ冷えが弱い」ときは、その先に原因があることがほとんどです。
- エバポレーター内部の汚れや冷媒ガスの状態は、専用の機器と知識がないと正確に診断できません。
整備を年間の車両管理に組み込む
- 車検や点検の予定と合わせて、エアコン整備の時期を決めておくと運用に無理がありません。
- 複数台をまとめて頼むと、1台あたりの費用が把握しやすく、経費管理もシンプルになります。
- 社用車のエアコン整備は、オフィスや営業所への出張で受けられます。車を預ける必要はありません。
車を預けずに、社用車のエアコンを整えます
社用車を預ける必要はありません。一級自動車整備士が、社用車が停まっているオフィスや営業所へ出張し、専用の機器でエアコンを診断・整備します。業務への影響を小さく抑えられます。複数台まとめてのご相談も承ります。基本コース16,500円〜(約60分)。予約フォームまたはお電話でお問い合わせください。
R1234yf(新しい冷媒)のお車は、冷媒の不足が100gを超えた分だけ冷媒代(税込44円/g)が加わります。R134aのお車には加算されません。
※ お電話でのご予約・ご相談も承ります(受付 9:00〜20:00・不定休)


