車のエアコンガスの純度で冷え方は変わる?96%・97%・99.99%の違いを数字で比較
この記事でわかること
- 冷媒ガスの「純度」とは何か
- 純度96%・97%・99.99%で不純物の量がどれだけ違うか(表で比較)
- 「正確な量」と「高い純度」の両方が大切な理由
先に答え:純度が低いと、不純物も一緒にエアコンの中を回る
エアコンガスは、どこで入れても同じではありません。
- 純度が低いほど、水分・油分・劣化した成分などの不純物が多く混ざる
- 800g入れる車なら、劣化ガス(96%)の不純物は32g、高純度ガス(99.99%)は0.08g
- 不純物が混ざると、熱の受け渡しがスムーズにいかず、冷える効率が落ちる
だから「量」だけでなく「質(純度)」も見て選ぶと、お金をかけた分の冷えにつながります。
こんな疑問はありませんか?
- エアコンの効きが悪く、ガスを入れようか考えている
- 以前ガスを入れたが、あまり変化を感じなかった
- ガスの作業は店ごとに違いがあるのか気になっている
- 安い作業としっかりした作業の差がよくわからない
純度とは:ガスの中の不純物の少なさ
- 純度が高いほど、冷媒として働く成分が多い
- 純度が低いと、水分や油分、劣化した成分などが混ざっている
- 一般に出回るガスは97%前後、劣化が進んだガスは96%程度まで下がることがある
- 高純度ガスは99.99%以上
冷媒ガスはエアコンの中を回りながら、液体と気体を行き来して車内の熱を外へ運びます。ここに不純物が混ざると、熱の受け渡しがスムーズにいかなくなり、冷える効率が落ちます。
数字で比べる:400g・800gで不純物はどれだけ違う?
ガスの量は車種ごとにメーカーが決めています。一般的な乗用車で400g前後、ミニバンや輸入車など車内が広い車で800g前後が目安です。
400g充填時の比較(一般的な乗用車)
| ガスの種類 | 純度 | 有効量 | 不純物 |
|---|---|---|---|
| 劣化ガス | 96% | 384g | 16g |
| 一般流通ガス | 97% | 388g | 12g |
| 高純度ガス | 99.99% | 399.96g | 0.04g |
| ガスの種類 | 純度 | 有効量 | 不純物 |
|---|---|---|---|
| 劣化ガス | 96% | 768g | 32g |
| 一般流通ガス | 97% | 776g | 24g |
| 高純度ガス | 99.99% | 799.92g | 0.08g |
※有効量=冷却に実際に機能するガスの量。不純物=水分・油分・劣化成分などの総量。
- 800gの場合、劣化ガスでは32gの不純物がエアコンの中を回る
- 高純度ガスなら0.08g。差は400倍
不純物がエアコンの中でしていること
- 水分は、配管の中で凍って冷媒の通り道をふさぐことがある
- 水分は、金属の配管のサビの原因にもなる
- 純度の低いガスを長く使い続けると、配管やコンプレッサー(冷媒を圧縮する部品)の劣化を早める
きれいなガスを選ぶことは、冷えのためだけでなく、エアコン全体の状態を保つことにもつながります。
「正確な量」と「高い純度」の両方が大切
- ガスの量は、車種ごとにグラム単位で決まっている
- 多すぎても少なすぎても、冷える効率は下がる
- だから、きれいなガスを、決められた量どおりに入れることが大切
内藤オートサービスでは、専用の機器を使い、5g単位の調整で車種ごとの規定量を充填しています。
きれいなガスを規定量どおりに。ご自宅で受けられるガスクリーニング
内藤オートサービスでは、一級自動車整備士が静岡県内のご自宅や職場へ出張し、冷媒ガスをいったん全部回収して、きれいにしてから車種ごとの規定量で戻します。いつもの駐車場のまま受けられるので、予定を変える必要はありません。基本コース16,500円〜(約60分)から、ご要望に合わせてコースを選べます。
R1234yf(新しい冷媒)のお車は、冷媒の不足が100gを超えた分だけ冷媒代(税込44円/g)が加わります。R134aのお車には加算されません。
※ お電話でのご予約・ご相談も承ります(受付 9:00〜20:00・不定休)


