冷媒ガスの純度でここまで違う!
高純度ガスが選ばれる理由

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    カーエアコンのガス補充と聞くと、『どこで入れても同じでしょ?』と思われる方も多いのではないでしょうか。

    しかし実際には、ガスの“純度”によって性能に大きな違いが出ることをご存じでしょうか。
    例えば水に例えてみましょう。

    飲み水として選ぶなら、できるだけ不純物のない“きれいな水”を選びますよね。

    同じように、カーエアコンも純度の高いガスを使うことで、冷却性能や部品寿命に大きく差が出るのです。
    この記事では、冷媒ガスの純度がエアコン性能にどのような影響を与えるのかを、データを交えてわかりやすく解説していきます。

    『安いガス充填と高いガス充填、何が違うの?』と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
  • 冷媒ガスの純度とは?

    “冷媒ガスの純度”とは、その中に含まれる 不純物の割合がどれだけ少ないかを示すものです。

    純度が高いほど不純物が少なく、逆に純度が低いと水分や油分、他のガスなどが混ざってしまっています。

    純度が下がるとどうなる?
    冷媒ガスは、エアコン内部で「気化」と「液化」を繰り返しながら冷却サイクルを作り出します。

    しかし不純物が混ざっていると、次のような悪影響が出ます。

    – 冷却性能の低下:不純物が熱交換の効率を妨げ、本来の性能を発揮できなくなる

    – 部品へのダメージ:水分が混入すると配管内でサビの原因となり、故障リスクが高まる

    – 安定性の欠如:外気温や使用環境によって冷え方が不安定になる

    身近な例にたとえると
    飲み水に泥やゴミが混ざっていたら、当然「おいしい」とは感じられません。

    また、精製された純水は長く保存しても劣化しにくいのに対し、濁った水はすぐに腐ってしまいます。

    カーエアコンの冷媒もこれと同じで、純度が高いほど性能が安定し、部品も長持ちする のです。
    このように「冷媒ガスの純度」は、ただの数字の違いではなく、冷え方・耐久性・安心感 に直結する要素なのです。

  • 純度別の性能比較(400g・800g換算)

    当社が導入しているのは、最新の専用ガス充填機器。
    冷媒ガスの純度によって、“どれだけ冷却に使えるか”は大きく変わります。
ここでは、一般的な乗用車(400g前後)と、広い車内空間のミニバンや輸入車(800g前後)を例に比較してみましょう。

    400g充填時の比較(一般的な乗用車)

    純度
    有効量
    不純物
    劣化ガス
    96%
    384g
    16g
    一般流通ガス
    97%
    388g
    12g
    高純度ガス(弊社使用)
    99.99%
    399.96g
    0.04g

    800g充填時の比較(ミニバン・輸入車など)

    純度
    有効量
    不純物
    劣化ガス
    96%
    768g
    32g
    一般流通ガス
    97%
    776g
    24g
    高純度ガス(弊社使用)
    99.99%
    799.92g
    0.08g

    これまでの施工経験から
    ・20gの差が出ると、吹き出し口温度で約1~2℃変化 するケースが多くあります。

    ・劣化ガスや一般流通ガスでは「冷えない・効きが悪い」と感じやすいのはこのためです。

    ・弊社で使用する 高純度ガス(99.99%) なら、ほぼ全量が有効に働き、安定した冷却性能を維持できます。
    つまり、ガスの“質”が冷え方や快適性を左右しているのです。

  • 高純度ガスを使うメリット

    冷媒ガスの純度が高いと、単に“よく冷える”だけではなく、さまざまなメリットがあります。
    ① 冷却性能が安定する
    不純物が少ないため、外気温の影響を受けにくく、いつでも安定した冷え方 を実現します。

    夏場の渋滞や猛暑日でも「効きが悪い」と感じにくくなります。
    ② 部品寿命の延長
    水分や油分などの不純物は、配管やコンプレッサーを劣化させる原因になります。

    高純度ガスならそのリスクを最小限に抑え、部品の寿命を長く保つことができます。
    ③ 長期的なコスト削減
    劣化ガスや低純度ガスを使うと、効率が悪いために追加のガス補充が必要になったり、部品故障につながるケースがあります。

    高純度ガスを使用すれば、結果的に修理や補充の頻度を減らせる ため、長期的にはコストを抑えることができます。
    このように、冷媒ガスの純度は性能・耐久性・コスト に直結する重要な要素なのです。
  • 当社が高純度にこだわる理由

    当社では、すべての施工において 純度99.99%以上の高品質ガス を使用しています。
これは単に“いいガスだから”という理由ではなく、正確なガス量管理との組み合わせでこそ最大の効果を発揮する と考えているからです。
    ① 正確なガス量管理との相乗効果
    専用機器でガスを一度回収し、残量を正確に測定。

    そこに高純度ガスを“規定量ぴったり”充填することで、オーバーチャージや不足のリスクを完全に排除します。
    ② 極コースならさらに効率アップ
    当社最上位の 極コース では、WAKO’S製の高性能添加剤を組み合わせて施工します。

    高純度ガスとの相乗効果で、コンプレッサーの摩擦を抑え、冷却効率をさらに高めることができます。
    ③ 専門スタッフによる安心施工
    施工を担当するのは、一級整備士資格を持つスタッフ。

    最新車両から輸入車まで幅広い知識を活かし、お客様の車に最適な状態をお届けします。
    このように、当社は “正確なガス量 × 高純度ガス × 専門施工” を組み合わせることで、他では得られない快適さと安心感を実現しています。
  • まとめ+CTA

    カーエアコンの性能は、“どんなガスを、どれだけ正確に入れるか”で決まります。

    特に 冷媒ガスの純度 は見落とされがちですが、実は 冷却性能・部品寿命・コスト に直結する重要なポイントです。
    ・劣化ガスや一般流通ガス(96〜97%)では、不純物が混ざり冷却効率が落ちる

    ・弊社が使用する 純度99.99%の高品質ガス なら、ほぼ全量が有効に働き、安定した性能を維持できる

    ・さらに専用機器での正確なガス量管理と組み合わせることで、“壊れない・冷える・長持ちする” エアコンを実現
    同じガス補充でも、純度と管理精度によって結果は大きく違います。
    「最近エアコンの効きが悪い気がする」

    「車を長く快適に使いたい」

    そんな方は、ぜひ一度当社の 高純度ガスクリーニング を体感してみてください。
    詳細はこちらからご確認いただけます。

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